長野県泰阜村

(やすおかむら)

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最先端を走る秘境

最先端を走る秘境  東京から車で4時間半。長野県の南部に位置する泰阜(やすおか)村は、人口約1600人の小さな村です。暴れ川と呼ばれる天竜川沿いの急峻な山岳にしがみつくように点在する家々は、この地に暮らす人々の力強い独立心を示唆するようです。泰阜村は、明治22年に市町村制が置かれて以来、130年以上一つの村として自立して生きていきました。
 昭和5年の世界恐慌の折には、「貧すれど貪せず」の精神で寄付金を集め、全国でも珍しい小学校併設の美術館「小学校美術館」を設立しました。平成16年に始まったふるさと思いやり基金は、現在「ふるさと納税」へと名前を変えて全国に普及しました。令和元年には全国で初めて郵便局に行政支所業務を完全委託し、他自治体からの注目が集まっています。長年にわたり在宅福祉や在宅医療に力を入れ、安心して暮らせる村づくりに取り組んできたことでUターンが増え、高齢化率の上昇を抑えています。

自然教育のメッカ

自然教育のメッカ  自然はどんな田舎にもありますが、泰阜村には自然をフル活用した教育のプロがいます。NPO法人グリーンウッド自然体験教育センターは、全国でも屈指の自然教育のプロ集団です。全国から絶え間なく視察が訪れ、泰阜村の自然教育の在り方を学んでいきます。
 事業の柱は山村留学。20名の小中学生が1年間共同生活をします。泰阜村の学校へ通いながら、炊事も洗濯も掃除も自分たちで。風呂焚きや食器作りも、薪を使って自分たちで。村民やスタッフから暮らしを学び、体験や自然を通して生きる力をつけていきます。
 夏になると、延べ1000人の小中学生と400人のボランティアが参加する「山賊キャンプ」が開かれます。最短3泊4日で、泰阜村の自然の中で存分に遊び、学べます。

「花いっぱい」の村

「花いっぱい」の村  村内には、テーマパークや大型の観光施設はありません。ひたすらに、暮らしのために在る村です。
 村内で標高差が400m以上あることから、場所によって天気や気温が異なることがしばしばあります。そのため植生が豊かで、多様な植物が楽しめます。季節の変わり目には、天竜川から立ち昇る雲海が山々を染め抜きます。
 6月になると、村民みんなで花を植える「花いっぱい運動」という行事があります。青い空の下、道沿いや自分たちの家の近くにマリーゴールドなどの花の苗、約4万株を植えていきます。村人たちの、精一杯の心意気です。
 春以降、泰阜村に入るとどこにいっても様々な花が楽しめます。フクジュソウ、竜峡小梅、カタクリ、シロバナタンポポ、サクラ、スイセン、パンジー、そしてマリーゴールド。それらは決して派手ではないけれど、地に足をつけて暮らしてきたこの村の人々に似ています。

地域概要

人口 1606人(令和2年3月1日時点)
面積 64.59㎢
世帯数 689世帯(令和2年3月1日時点)
高齢化率 40.84%(令和2年3月1日時点)
アクセス 長野県泰阜村


主な産業 サービス業(福祉)
主な特産品 ゆず、こんにゃく
主な祭り・イベント 榑木踊り(国の無形文化財)、高原ロードレース大会、村民夏祭り大会
観光情報サイト 泰阜村ホームページ
移住情報サイト
ふるさと納税サイト